PVが減っても成果は増やせる。少ないアクセスでリードを獲得した実例と改善施策
「検索エンジンからのアクセスが減っている」「PVがなかなか伸びない」こうした悩みをお持ちの企業様は多いのではないでしょうか。実際に弊社のサイトでも、AIによる検索要約やゼロクリック検索の増加により、以前と比べて訪問者数は減少しており、PVを増やすこと自体が難しくなっている状況です。しかしながら、ホームページの目的はPVを増やすことそのものではありません。特にBtoBサイトやサービスサイトで、最終的に必要なのはお問い合わせや資料請求といった「見込み客の獲得」です。本記事では、アクセスが減る中でも、少ない訪問者からリードを獲得するために実際に行った施策を紹介します。 まずは結果から|2024年と2025年の実績比較 実績比較表 指標2024年2025年訪問者数18,339人12,942人PV23,573回16,768回お問い合わせ数376件511件お役立ち資料ダウンロード数0件83件CVR(成約率)(お問い合わせ数+お役立ち資料ダウンロード数)÷ 訪問者数2.05%4.59% 数字が示していること 訪問者数・PVは減少 成果(お問い合わせ数)は増加 CVRは大きく改善 この結果は、アクセスを増やしたからではなく、ホームページの構成を変えたから生まれた結果です。 2025年に向けて行った施策内容の紹介 CTAボタンの改善 これまでCTAボタンは設置していたものの、「視認性が高いとは言えない」「押した先で何が得られるのかが分かりにくい」といった課題があり、訪問者数に対してお問い合わせにつながりにくい状態でした。 実施した施策内容 CTAを常時見える位置に固定 簡易的なアニメーションを付与 文言に「先月の実績」を明記 まず初めに行ったのは、CTAボタンを「常に表示される位置」に固定することです。これにより、「ページは読んでいるが、問い合わせ導線に気づかない」という取りこぼしを防ぐことができました。 次に、CTAボタンに存在に気づいてもらいやすくするために、簡易アニメーションを追加しました。結果として、ユーザー体験を損なうことなくCTAの認知率を高めることができました。 最後にお問い合わせボタンの文言を「お問い合わせ」といった表現から、「今すぐ無料相談する」という形で、費用が発生しないことを明確に伝え、先月の実績数を同時に記載することで安心感の持てる文言へ変更しました。「無料」という言葉と「実績」を入れることで、心理的なハードルが下がり、行動につながりやすくなったと考えています。 無料お役立ち資料(ホワイトペーパー)の設置 以前のホームページでは、お問い合わせフォームのみを主な成果ポイントとしていましたが、実際には、「いきなり問い合わせるほどではない」「まずは情報収集をしたい」「自社で対応できるかを判断したい」という段階の方も多く、そうした層をそのまま離脱させてしまっている状態でした。 そこで、「今すぐ問い合わせたい人」だけでなく、情報収集中のユーザーも見込み客(リード)として獲得するために、無料のお役立ち資料の設置を行いました。 設置したホワイトペーパーの内容 WordPressの投稿方法マニュアル ホームページの簡易セルフ診断 会社パンフレット いずれも、もともと社内や顧客向けに配布していた資料でしたが、「ダウンロードできる形式」を追加するだけで、情報収集中のユーザーもリードとして獲得できるようになりました。 ブログカテゴリーの追加とランキング表示 以前の記事は、備忘録程度に技術的な内容を記録しているのみで、自身で読み返す際に便利な事や、専門性が高い一方で、ご依頼される方からの関心は低くく、不安や疑問を解決できる内容ではありませんでした。 そこで、新たに「疑問・質問・豆知識」カテゴリーを追加し、実際の商談・相談時にあった質問への回答や、よく誤解されやすいポイント、事前に知っておくと役立つ考え方をテーマとした内容も掲載するように改善、お問い合わせ前の不安を解消できる材料となるように変更しました。 併せて行った施策|ランキング(読まれた回数)の表示 カテゴリーの追加と同時に、読まれた回数をもとにした記事ランキングも導入、「多くの人に読まれている記事」を可視化することで、ホームページ内の回遊率を上げるとともに、安心して読み進められるようにしました。 まとめ|PVに振り回されないホームページ運用へ 今回ご紹介した施策は、どれも特別なツールや高度な技術を使っていません。それでも成果につながったのは、「PVを増やす」ことよりも、少ないアクセスを成果につなげる視点に切り替えたからです。 まずは取り入れたい3つの施策 CTAを常に見える位置に置き、「無料」や「実数」を明記する 問い合わせ以外の選択肢(ホワイトペーパー)を用意する ブログ記事を不安解消の材料にできるものにし、アクセスを可視化する PVが減ると不安になるのは自然なことですが、PVを追い続けるだけでは、成果が安定するとは限りません。これからは「増やす」より「活かす」という考え方も取り入れながらホームページを良くしていきましょう。






























