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小金井にあるWEB制作会社の備忘録

MEMORANDUM

ホームページの保守管理費用とは?確認しておきたい基礎知識と必要性

ホームページの制作を依頼する際に「保守管理費用」という言葉を耳にする機会があると思います。
ホームページを作成・公開した後も、ドメインやサーバー等、継続的に利用料金が必要となるため、弊社では上記管理費用として「保守管理費用」をいただく事がありますが、保守管理には日々の更新やトラブル対応、更にはアクセス解析、SEO対策といった集客面でのサポートまで含まれる場合があります。
本記事では、ホームページの保守管理とは何か、どのような作業が含まれるのかを改めて解説し、確認すべきポイントもご紹介します。

ホームページの保守管理とは?

ホームページの保守管理とは、サイトを安全かつ安定的に運用し続けるためのさまざまな作業を指し、主に以下のような業務が含まれます。

技術的な保守対応

  • サーバー・ドメインの更新や期限管理
  • WordPressやプラグインのアップデート
  • SSL証明書の更新・管理
  • セキュリティ対策(不正アクセス監視・脆弱性対応)

コンテンツの軽微な更新

  • テキスト修正(例:営業時間の変更など)
  • 画像の差し替えやバナー設置
  • お知らせやブログ記事の代行投稿

検索エンジンへの対策(SEO)やアクセス解析

  • アクセス解析(Google Analytics、Search Consoleの設定確認)
  • 月次または定期的なアクセスレポートの提出
  • サイト改善の簡易コンサルティングやアドバイス

サポート・緊急対応

  • お問い合わせ対応(メールや電話の技術サポート)
  • 表示不具合や障害発生時の対応
  • バックアップからの復旧作業

なぜ保守管理が必要なのか?

ホームページは一度公開すれば終わりではなく、常に「動いているシステム」です。
日々変化する技術や外部環境に合わせて、定期的なメンテナンスを行わなければ、表示エラーやセキュリティリスク、検索順位の低下などが発生する可能性があります。

たとえば次のようなトラブルを、実際に企業サイトで経験したことがあります。

  • ドメイン・サーバーの更新忘れでサイトが表示されなくなった
  • CMSの更新を怠り、一部の機能が使えなくなった
  • 古い情報がそのままで、会社の信頼性に影響した

特に法人サイトでは、トラブル発生後に社内で対策を検討し、稟議を通して業者に依頼するまでに時間がかかるケースが少なくありません。
その間に「サイトが止まっている」「不具合が放置されている」という状態が続けば、企業イメージや機会損失に直結するおそれもあります。

外部に委託せず、自社で保守管理を行われるところもありますが、月額制などで継続的に保守管理費用を支払い、スムーズに対応できる体制を持っておく中小企業様は多いです。

保守契約時に確認しておきたいポイント

保守管理費用は作業内容に応じて必要となる費用も変わってきます。
保守管理契約を結ぶ際には、費用と同時に以下の点を事前に確認しておくと安心です。

  • どこまでの作業が保守費用に含まれているか(例:SEOやレポート含むか)
  • 軽微な更新の「回数制限」や「対応範囲」の有無
  • 保守契約の更新・解約時の対応(データ引き渡しなど)
  • アクセスレポートの提供頻度と内容

まとめ

ホームページの保守管理は、単なる「見えないコスト」ではなく、サイトを安全に運用し続けるための重要な保険です。
外部に委託せず、自社で保守管理を行うことも可能ですので、必ずしも契約が必要となるものではないですが、少しでも不安がある場合は、必要な部分だけ外部委託する「ハイブリッド型」の保守体制を検討されるのもいと思います。

本記事を参考に、自社サイトの保守管理が適切に行われているか、見直してみてはいかがでしょうか。

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