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東京・小金井市のWEB制作会社の豆知識

MEMORANDUM

採用サイトは下層ページとサブドメインどっちが正解?メリット・デメリット比較

求人・採用サイトのご相談いただく機会が多いのですが、その際に、毎回のように質問いただくのが「企業サイトの下層ページとして作るべきか」それとも「サブドメインとして独立サイトにするべきか」という、採用サイトをどのドメインで運用するのかというご質問。
SEO(検索エンジン対策)的にはどちらを選択しても優劣はないという事ですが、双方にどのようなメリット・デメリットがあるのかを比較します。

下層ページ型の特徴(例:example.com/recruit/)

下層ページ型採用サイトとは、既存の企業サイト(コーポレートサイト)の下層ページ(サブディレクトリ)として採用サイトを制作する方法。
既に検索エンジンに認知されているのであれば、その効果を引き継げるため立ち上げ時にのSEO的効果は高いです。

デザイン面においてはコーポレートサイトのデザインを踏襲する流れがあるため、採用に特化した訴求をしにくい場合もあります。
デザインを切り分けることも可能ですが、ワードプレス等のCMSを使用している場合はテンプレートを切り分ける等の工夫が必要で、管理が若干複雑になります。

メリット

  • 立ち上げ時にSEOに有利
    企業サイトのドメイン評価を引き継げるため、検索順位が付きやすい。
  • 運用コストが低い
    管理・更新・アクセス解析が企業サイトと一元化できる。
  • 信頼性の維持
    企業サイトの一部として扱われるため、ブランドとしての安心感を与えやすい。

デメリット

  • デザインや表現の自由度が低い
    企業サイトのテンプレートやトーンに縛られやすく、若手向けに柔らかい表現を出しにくい。
  • 採用ブランドの独立性が弱い
    採用サイトとしての特化戦略やマーケティング施策が行いにくい。
  • リスク分散が難しい
    ペナルティが発生した場合、企業サイト全体に影響する可能性がある。

サブドメイン型の特徴(例:recruit.example.com)

サブドメイン型採用サイトは、企業サイトとは別にサブドメインを取得して採用サイトを制作する方法。
企業サイトとは別の新規サイトとして扱われるため、検索エンジンに認識されるまでに時間がかかる場合がありますが、デザインの自由度が高く、マーケティングもしやすい傾向にあります。

また、企業サイトとは分けて、採用ページ専用にCMS(ワードプレス等)を使用する場合、上位ディレクトリに影響されないので管理がしやすくなります。

メリット

  • デザインや導線の自由度が高い
    若手・学生向けに特化したデザイン、ナビゲーション、コンテンツ設計が可能。
  • マーケティング戦略が独立
    SNS広告、動画コンテンツ、オウンドメディアとの連携を自由に実施できる。
  • SEOリスクの分散
    ペナルティが発生しても、基本的にはサブドメイン内に限定されるため、企業サイト本体への影響が少ない。

デメリット

  • 初期SEOは弱い
    ドメインパワーはゼロからスタートするため、検索流入を得るまでに時間がかかる。
  • 管理コストが増える
    別サイトとしてCMS設定、SSL管理、分析ツールなどを個別に管理する必要がある。

その他の採用サイトの制作方法を判断する基準

ページ数・コンテンツ量による判断

メリット・デメリットの他には、採用サイトのページ数や情報量によっても、最適な構成は変わります。例えば募集要項のみ等の基本情報だけで構成する場合(5ページ以下)は下層ページ型でも十分。

反対に、職種別募集、社員インタビュー、その他の支援制度の紹介など多様なコンテンツを掲載する場合はサブドメイン型でしっかりと作成する方が導線が伝わりやすいです。

制作体制による判断

下層ページ型は、既存の企業サイト内にページを作成するため、新たなシステム構築やサーバー設定の負担が少なく、制作コストや運用負荷を抑えやすい点はメリットですが、既存の制作元や管理者への確認や調整等が不可欠です。
新たに外部制作チームや新しい担当者が独自に運用する場合は制約が大きくなります。

サブドメイン型は、既存サイトとは独立して構築できるため、制作体制やサーバー構成に柔軟性があります。別サーバーで運用することも可能で、既存サイトのデータや構造に影響を与えません。制作チームも独立させやすく、将来的な改修や拡張も容易です。

ペナルティ・リスクマネジメントによる判断

特徴の部分でも軽く触れていますが、SEOにはペナルティーが存在します。
過度なキーワードの埋め込み、不自然なリンク、品質の低いコンテンツ(コピーページ)の量産などgoogleの基準で不適切と判断された場合はサイトの評価が下がる場合があります。

サブドメイン型の場合は、影響範囲がサブドメインで作成されたページのみに収まりますが、下層ページ型の場合は全てのページに影響が出ます。
ペナルティーを受けないように気を付けることはもちろんですが、積極的に施策を行う場合、サブドメイン型の方が安心です。

まとめ

採用サイトの立ち上げは、単にURL構造の問題ではなく、コンテンツ量、制作体制、リスク管理を総合的に考えた上で決定することが重要です。

短期的なSEOでは下層ページ型が有利目点はありますが、弊社では特にご要望の無い場合は、自由度の高いサブドメイン型での構築をお勧めしています。

自社のWebサイト運用目的をふまえた上で、採用サイトの運用方法をきちんと考えることが大切です。自社の目的や戦略に合わせて、最適な形式を選びましょう。

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