ChatGPT(生成AI)を使ったブログ記事作成
生成AIの利用で多くの事が実現できるようになってきました。弊社でも部分的に利用していることがあるのですが、中でもコンテンツ生成(運営サイトでの特集記事作成)の部分での利用に興味を持たれたことがあったので弊社なりの利用方法をメモ。 ChatGPTを使用したコンテンツ生成方法 ChatGPTは、対話形式でAIが人間の質問に回答する生成系AIのひとつ。アカウントを作成すると無料で利用(一部制限有)できるため、2022年11月にリリースされて以降、多くの方に利用されているサービスです。今回はこちらを利用したコンテンツ生成の流れを紹介していきます。 テーマの決定 まずは、テーマの決定です。書きたい事柄が決まっている場合は良いのですが、そうでない場合はいくつかのアイデアを出してもらい、その中から選択しています。 ○○がコンテンツSEOを行う場合に関心の強いコンテンツを列挙してください ○○の特集記事のテーマを探しています。日本人になじみのあるものをいくつか考えてください キーワードの選定 上記のアイデアを基にテーマが決定したら、次はテーマに即したキーワードを選定していきます。ターゲットや目的を具体的に指定する方がより効果的に思えます。 初心者に向けて「○○」に関しての記事を作成したと考えています。コンテンツマーケターとして検索ボリュームが多く、難易度は低いキーワードをいくつか提案してください ○○になるための通信講座の募集記事を作成したいと考えています。コンテンツマーケターとして検索ボリュームが多く、難易度は低いキーワードをいくつか提案してください タイトルの決定 上記キーワードを基に、記事タイトルを決定します。選択肢を増やしたいので具体的に数字を入れて指示をします。 上記キーワードを考慮したタイトル案を20案考えてください 気に入ったものがない場合は更に20点追加で提案してもらい、納得のいくまで行います。 記事の構成を決定 タイトルを選定したら、次に記事の構成を提案してもらいます。 ブログライターとして「○○」というタイトルで記事を作成する場合の構成を考えてください 構成案を確認し、満足がいかない場合は方向性を具体的に指示したり、入れたい内容を追加で指示したりして納得のいくまで行います。 ○○に関心をもってもらえる内容で考えてください 「○○」に関する内容を追加して考えてください 修正を行う中で、当初の目的や流れからずれてきたと感じた時は、追加で修正指示を出すのではなく、ずれる直前の指示内容を書き換えて、スレッドの流れを変える方がうまくいくように思います。直前の指示をキャンセルするのは説明が大変です。 記事の作成 構成が決まったら、実際の記事を作成します。具体的に数字を記載することで希望のボリュームに合わせた記事を作成してもらえます。 ブログライターとして上記の構成にならって、2000文字程度で文章を作成してください 記事を確認し、満足がいかない場合は気になる部分を具体的に指示していきます。 ○○ の文章を △△ に関する内容の文章に差し替えてください ○○ の文章のボリュームを増やしてください 修正のキーワードとなる部分はスペースを設けたり括弧でくくるとAIも判別しやすいように思います。 最終確認 最後は文章に間違いがないか、言い方や書き方が統一されているか等の確認を行います。一般論的な内容であれば問題ない部分も多いですが、固有名詞や具体的な数字、技術等が記載されている場合には注意が必要。誤情報の可能性もありますので検索エンジンを使用して事実確認を行っていきます。 まとめ:生成AIで文章作成を効率化しよう 内容にオリジナリティを求めるのは難しいようですが、効率よく文章は作成できるので雛形作りには十分役に立つように思います。 尚、毎回、新規にスレッドを作成するよりも、用途(ライティング、マーケティング、翻訳、コーディング等)に合わせたスレッドを用意して、同じスレッドを使い続ける方が、過去の指示を引き継げることもあって精度が上がるようです。この辺りは同じ人に依頼した方が、意図をくみ取りやすくなってくれるのと似ています。