小金井にあるWEB制作会社の備忘録

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ワードプレスが遅いと感じる時の原因とおすすめ解決策

「ワードプレスがなんだか遅い…」そんな悩みを抱えたことはありませんか?
サイトの表示速度は、訪問者の満足度やSEOに直結する重要な要素です。ページの読み込みが遅いと、訪問者がすぐに離脱してしまい、ビジネスに悪影響を及ぼす可能性があります。

この記事では、ワードプレスが遅いと感じた時の主な原因と、その解決策をメモ

ワードプレスが遅い時の主な原因

ワードプレスの速度低下にはいくつかの要因があります。ここでは、特に初心者が見落としがちなポイントを挙げてみます。

原因1: 画像が大きすぎる

ワードプレスにアップロードする画像が、撮影時のサイズのままだとページの読み込みに時間がかかる場合があります。特に高解像度の画像を使用している場合、ページ全体の容量が増大し、結果として表示速度が遅くなるのです。

原因2: 使用中のプラグインが多すぎる

便利だからといってプラグインを多用していませんか?
不要なプラグインが増えると、サーバーへの負荷が高まり、サイト全体のパフォーマンスに悪影響を及ぼします。また、同じ機能を持つプラグイン同士が競合することで速度低下を引き起こすこともあります。

原因3: 投稿履歴(リビジョン)が蓄積している

ワードプレスは投稿やページを編集するたびに「リビジョン」と呼ばれる履歴を保存します。これにより、編集内容を遡ることができますが、リビジョンが蓄積されすぎると、データベースが肥大化し、読み込みの処理が遅くなる原因となります。

ワードプレスの遅さを解消するおすすめの解決策

解決策1: 画像の最適化

画像圧縮ツールやプラグインを活用して、ファイルサイズの削減が可能です。
既に投稿済のものを編集する場合は「EWWW Image Optimizer」のプラグインを使うのがお勧めですが、プラグインの多用も遅延の原因となるらめ、これからアップロードするものに関しては「TinyPNG」等のブラウザサービスを使用して事前にファイルを圧縮する方が望ましいです。

解決策2: 不要なプラグインを削除

定期的にプラグインを整理し、長らく使っていないプラグインや重複機能を持つものを削除。
必要最小限のものだけを使いましょう。

解決策3: リビジョンの管理

既に作成れているリビジョン(投稿履歴)を「WP-Optimize」などのプラグインを使用して不要なリビジョンを削除します。
一度設定を行うと定期的にサイトを最適化してはくれますが、事後処理となり、追加されるリビジョンの数の制限まではできないため、事前に追加をさせない場合は別途処理が必要です。

それでも改善できない場合に考えること

前述の方法で改善が難しい場合はデータベースの設計を見直す必要があるかもしれません。

データベースとはWEB上で情報を保存しておくもので、エクセルファイルのようなものと考えてもらえるとわかりやすいかもしれません。
エクセルファイルでデータを取り扱う場合、多くの方は情報の種類に合わせてシート(またはファイル)を分けて保存されていると思いますが、ワードプレスの投稿内容(メディア情報含む)のほとんどは1組のシートに目印をつけながら保存されている状態になっています。
当然ながら情報量が多くなり過ぎると目的のものを探す処理に時間がかかるようになってきます。

その場合は、データベースの設計を見直し、保存されるテーブル(シート)を適切に分けて保存できるよう改修することも必要です。

まとめ:サイトを継続的に改善する姿勢が大切

ワードプレスの表示速度を向上させるには、基本的な設定からデータベースの見直しまで幅広い対策が必要です。ただし、一度にすべてを完璧にしようとする必要はありません。まずは、簡単な画像の圧縮やプラグインの見直しから始め、徐々に高度なデータベースの最適化に取り組むと良いでしょう。

適切な対策を講じて快適なサイト運営を目指しましょう!

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